本町の家新築工事


 本町の家

気密検査が終わったあとは
内装の造作を進めて行きます


まずは天井下地から、
今回の天井仕上げは
シナベニアの市松貼り


ほぼ正方形に切ったシナベニアを
少し隙間を空けて貼っていくので
下地も見えてきます。
小さな半端が入らないように割り付けをしながら
気密シートを破らないように
下地を組んでいきます


市松貼りとは
木目の方向を縦横交互に貼っていく仕上げです
木目の方向が変わることで
同じ素材でも色味が変わって見え
とってもきれいな天井になります


ロフトの天井という事もあり
低い所を貼るのは一苦労
4方の隙間を合わせながら
貼っていくので、3人がかり(笑)


四苦八苦しながらの天井貼でしたが
なんとか天井完成です。
同じ板とは思えない位、
色が違って見えますね(#^.^#)
「市松貼り」いいですね


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建築用語 (日常でもよく聞く言葉・食べ物編)
その31 「赤身」

「外壁は杉の赤身でいこうか」
「赤身はアクが強いな~」

という具合に使われます
この「赤身」とは
木材の心材部分のことを指します
赤身は樹脂を多く含み水分が少ないため
強度耐久性が高く
虫や腐朽菌などが付きにくいため
雨によく当たる場所や構造的強度を求められる場所に
使われたりもします。

赤身の見た目の綺麗なものは化粧材として使われることも多く
杉の赤身は高級材木として扱われます

逆に木材の外周部に当たる白い所は
「白太」しらた とよばれ

赤身と白太が混じった材を
「源平」 げんぺい と呼びます



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