浦の家新築工事


 浦の家

内装工事の様子です

前回の2段の置き型階段の相棒
キャスター付きの台座付です


階段の踏板には
丸い溝が2本突いてあります。
足が引っ掛かり滑りにくくする工夫です
あるとないとでは大違い
ひと手間が大事ですね(^O^)/


2階の造作もほぼ完成
部屋の3方向に
カーテンボックス
間接照明ボックスと
連続して繋がっています
地味~に手間のかかる仕事ですが
仕上がってくると
その苦労も報われる位
カッコいい空間になりますね、


スッキリとした下地
両サイドのボックスの存在で
天井が浮いているように見えます。

ここの
左側の窓は木製建具が
正面には薪ストーブの煙突が
入ってくる予定


反対側から見ると
正面におおきなFIXまど
右側も木製建具が入るとガラス面も増え
もっと明るくなる予定です
左の小窓からは山が見え
右の窓には海が一望できる
贅沢なステキなお部屋です


FIX窓に近づくと、
主屋に掛かるブリッジが見え
その先には海が広がっています


仕上げ工事までは少し間があきますが
完成が楽しみな現場です(≧▽≦)


-------------------------------------------------------------------------------------

建築用語 (日常でもよく聞く言葉・食べ物編)
その30 「あさり」

「のこぎりには「あさり」があるんです」
職人にとっては一度は聞いたことのある話
一般の方からすると「あさり」って(~_~)なんのこっちゃ
やと思います。

ほとんどののこぎりにはついている「あさり」


のこぎりの刃をよく見てると
左右交互に刃の向きが変わっていると思います。
この部分のことを「あさり」と言います。
刃先の左右の巾は
のこぎりの板厚(身)よりも少し厚くなっています
のこぎりで切る溝が身より太いことで
切りくずなどが詰まりのこぎりが動かなくなるのを
防ぐ役割があります。

のこぎりにとって「あさり」は重要なものです
が、「あさり」の無いのこぎりもあるんです。
用途によって使い分けています。
昔の大工は自分で「あさり」を加減して目立てをしていました

木挽きさんの話では
木を鋸で割っているときに
少し右に曲がる目立て
少し左に曲がる目立て
といった具合に「あさり」を加減していたと言います
少しでも木の良い所を残すための知恵ですね(≧▽≦)

ほんまに昔の職人さんには頭が下がります















コメント

人気の投稿