本町の家新築工事


 本町の家

気密検査の様子です

断熱・気密シートの施工も終わり
配管貫通部の処理も完成した後は
気密検査


初の自社工法の物件での測定となります。
目標値のC値0.5をクリアできるかドキドキとしていました


気密検査の準備中
少し大きめの窓を使い目張りします


こんな感じでバズーカーみたいなものをセットして
専用機器をセットします。


バズーカーみたいなものには、ファンが付いています
室内の開口部は全部締め切った状態で
そのファンを回すことで室内の空気を外に押し出していきます
ファンの圧を高めることで、
どんどん室内に負圧が掛かってきます
外に押し出す圧力と
中の気圧の差を計算してC値が導き出される仕組みとなっています



分かりやすく言うと、布団圧縮袋です。
掃除機で中の空気を抜いて圧縮していきますが
もし袋に穴が空いていると、一定の所までくると
それ以上圧縮できなくなりますよね
それをこの機械が計算してくれる優れもの


結果はこちら
なんとC値0.3と出ています。
やった~(≧▽≦)


詳しいデータで見ると C値0.26位はあるとのこと
測定士の方は現場に入った瞬間に
良い数字が出ると思っていたそう。

これで安心して次の工程に進めます(≧▽≦)
ドキドキの気密測定でした(^O^)/


建築用語 (日常でもよく聞く言葉編) 
その25 「うだつ」

有名な話かもしれませんが

「うだつの上がらない奴やな~」

って時に使うこの「うだつ」
建築のある部分のことを指します
それはここの部分のこと


昔の家は家と家の隙間がほぼなく
連続して建てられていました
隣家からの火事が拡がり
大火事になることを防ぐため
家の境目に少し高い小屋根を付けて
防火壁を作りました
これを「宇立」と呼んでいたらしいです

このうだつを上げるには
それなりの費用が必要で
自己財力を誇示する手段としても使われたので
富の象徴でもあったそうです。

なので、うだつを上げられない家は
状態が今ひとつよくない
といった感じの語源となったようです。

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