大工の若手育成

 弊社には
大工見習が二人いて。
幸い二年続けて高卒の子たちが入ってくれています。










先日建前の準備で土台を敷設した時のこと

材木には「番付」と言って、
それぞれ番号が書いてあります
「い一」 「ろ二」など 
これを見ながら所定の場所に持っていくのですが
慣れないと、どこに持っていっていいのか分からない状態でした










「番付」は
縦軸が「い、ろ、は~」なら 
横軸は「1、2、3~」といった感じで
碁盤の目のような構成になっています。










そこで思いついたのがこのパズル
ホワイトボードに碁盤の目のようにマスを書いて
その上にマグネットシートの材を
番付通りに並べていくものです










図面を見ながら四苦八苦しながら二人で
別々の現場の物を作りました
同世代二人での作業はなんかいいですね(≧▽≦)

出来上がったものを使い
パズル感覚でタイムトライヤルしながら
番付を落とし込めたらいいな~と思いながら

ここまでお膳立てする、教え方が良いのか
自分で考える力を自力で見出す
教えない方法が良いのか

僕にはわからない所ではありますが
とりあえず、お膳立てする(学び方を教える?)方法をやってみました。
結果はどうなるかは、これからのお楽しみ

ボヤッとしたものが少しでもクリアになれば
現場でも動きやすくなることを願います。


それにしても、なぜか手刻みの番付とプレカットの番付
勝手が逆なんですが、何でだろう?理由は分からないです
知ってる方教えて下さい~(≧▽≦)










現場の片隅で手鋸の練習もやっています(^^)/



--------------------------------------------------------
建築用語 (日常でもよく聞く言葉編) 

その20「まんじゅう」

「軒先はまんじゅうにしますか~?」

なんか美味しそうな感じがしますが
この「まんじゅう」屋根屋さんにはとってもなじみの深い言葉なんです。












瓦の軒先に丸い饅頭のような形をした部分がありますね
このような瓦のことを「万十軒瓦」と呼びます。
この丸っこいのは瓦の継ぎ目を隠す役割で
綺麗に見せるための工夫となってます。

コメント

人気の投稿