本町の家新築工事

 本町の家

屋根工事の様子です
今回の屋根は通常の垂木が45×60に比べ120角と大きいサイズ
その分ゆったりと軒の出を出すことが出来ます。
鼻先まで120角だと大きすぎるので
軒先で少し斜めに削いでいます。










軒先の部材「広小舞」「化粧野地」を取り付けます
今回は軒天は貼らずに仕上げるので
垂木と広小舞・野地板はそのまま仕上がりになります。












下から見るとこんな感じです。
部材の数が少なくシンプルな仕上がりになります(≧▽≦)












「登り淀」を取付けると、屋根の形が見えてきます。












その下に桧の無節の板で「破風」を取り付けます
「破風」はその家の顔と呼ばれているので、
出来るだけきれいな材を使います。










軒先の見えるところだけ杉板を貼り
室内の隠れるところは、
24mmの合板で水平剛性を固めます。
その前にボルト接合の材木の穴を
吹付のウレタンで断熱補強しておきます。
こうすることで、ボルトが熱橋になって
屋根の内部で結露するリスクを回避できます。



建築用語 (日常でもよく聞く言葉編) 
その4「暴れる」

「その木、暴れるからしっかり止めといてな」
「思ったより暴れたな~( ̄▽ ̄;)」
といった具合に使います。

主に材木に対して使う言葉
木材の乾燥などにより、
伸びたり、縮んだり、反ったり、変形することを言います
大工が木の特性を読み、
こっちにこのぐらい曲がると予想した以上に
変形した時などに使います

類義語=「狂う」 もあります。
暴れるよりは少しおとなしい感じ( *´艸`)


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